多摩川  丹波山(山梨県丹波山村)〜笠取小屋(山梨県甲州市)

多摩川遡行の最後は丹波山〜多摩川源流を行った。1日では難しいので2日に分けた。初日は丹波山から一ノ瀬高原を経て笠取小屋まで。2日目は笠取小屋から多摩川源流と更に上流の水干(みずひ)までたどった。これを二回にわけて記載する。
 
多摩川遡行8回目。丹波山から笠取小屋まで歩いた。
奥多摩駅までJR快速奥多摩号で行きバスにて丹波山に向った。前回の到着点たばやま温泉前よりスタートした。歩いている人はいない。ほどなくナメトロにでた。階段があるので降りて見物した。渓流と岩が美しい。通行する車は少ない。時折単車が数台連なって通る。ツーリング会場になっているようだ。車種によってはうるさい。特にトンネルで遭遇するとうるさいので電動バイクの普及を期待する。
羽根戸トンネルはトンネルを使わず旧道を歩いてみた。しかし途中から道に土砂が大量に積みあがり歩きにくかった。こんなに崩れたとは思えないので工事で出た土砂ではないかと思った。昼ごろ林道一之瀬線に入った。ますます閑散としてくる。一時間半ほどで一之瀬高原に至る。
休校しているという学校がある。手入れはされているようだ。一之瀬の集落はずれに一之瀬橋があった。ここで道がわかれている。
観光パンフレットの地図をみると一之瀬橋をわたって進むように見える、道幅も広いのでここを進んだ。段々のぼりとなるがいくら進んでも作場平に出ないので変だと思い登山地図を確認する。犬切峠に出てしまったようだ。ここでまったくの偶然だが笠取小屋の軽トラが通りがかった。聞くとやはりここは犬切峠なのだという。笠取小屋ご主人の好意で作場平まで乗せてもらうことになった。歩くと数十分かかるのでありがたい事であった。
やっと作場平からの登山道に入ることができた。快適なコースを進みヤブ沢峠を経て笠取小屋に到着した。だれも居なく静かであった。シカだけが遠巻きにこちらを見ている。笠取小屋に宿泊。明日はここから更に上流域をめざす。



 ナメトロ


 尾崎行雄記念碑(明治の東京市長で水源林を買収した)



 林道一之瀬線入口



 一之瀬の神社



 作場平から一休坂分岐への道



 ヤブ沢峠からの尾根道



 笠取小屋



 笠取小屋 水場



【記録】 2015年6月7日

 9:35 たばやま温泉前(道の駅たばやま のめこい湯) 発
10:20 ナメトロ(階段を降りて見物) ツーリング単車多い
10:35 羽根戸トンネル巻き道 (10分休憩)道は土砂が多く良くない
11:18 尾崎行雄記念碑 (4分休憩)
11:48 大常木トンネル  ツーリング単車騒音うるさい

12:00 林道一之瀬線入口 (3分休憩)
12:28 一之瀬線にてランチ (12分休憩)
13:43 一之瀬の神社 (14分休憩)
14:06 一之瀬橋わたる
注:(本来は渡らず右折すべきを犬切峠に行ってしまうも
   笠取小屋の軽トラに出会い作場平まで乗せてもらう)
15:00 作場平発
15:25 分岐1 (4分休憩)
15:40 分岐2 (6分休憩)
16:26 ヤブ沢峠 (5分休憩)
16:48 笠取小屋 着 霧 鹿がいる 

 所要 7時間 13分 (うち休憩69分) 距離 25Km