【東日本大震災】 津波一ヶ月後の大槌町

大槌町の様子 4月10日】
川崎からボランティアに来ている人が「大槌町はぜひ見ておいたほうがいい」と言う。また立川からボランティアに自転車で来た人は「根浜海岸に行ってきた。ずたずただった。神社だけが残っていた」と語った。
そこで親戚の焼香もあったのでボランティアは少し早めにあがり釜石から国道45号線を北上した。トンネルを抜けると45号線の直進はできず左折して三陸道へ誘導された。たどって鵜住居(うのすまい)に至る。ここ大槌湾奥は強い津波がおそっており壊滅的であった。鉄筋アパートだけがポツンと残っている。
国道45号に戻り少し走って右折し大槌市街へ入った。
驚いた。街が消滅していた。ほとんどの建物はなく鉄筋建築のみがポツポツあるが内部は流されている。
大槌小学校は火事で焼け中がくろこげであった。周囲は津波、内部は火事の状況だったようだ。一面焼け跡と錆びたガレキの原だ。見たこともない光景だ。東京大空襲と広島長崎の焼け跡写真に近いと思った。
少し行くと町役場があった。役場前で対策会議をしていた町長や職員は流されてしまったという。消防車がぼろぼろになっている。周囲はガレキ一面で水溜りがあちこちにできている。
歩いてみたがどこまで行ってもガレキ一面だ。町役場は裏手に回ると二階にサーバーが入っていたという収納庫が見えた。サーバーだけは残ったようだ。
堤防にあがってみると橋の橋脚が残され橋は流されている。山田線の線路が橋もろとも跡形もない。堤防も決壊し入江が出現している。どう見ても釜石より強く破壊されている。火事があっただけではなく津波がそのものが強力だったようだ。



釜石市鵜住居 4月10日】

   【釜石市鵜住居 JR山田線 4月10日】


   【大槌町 県道280号 4月10日】

   【大槌町 大槌小学校 4月10日】

大槌町 大槌小学校周辺 4月10日】

   【大槌町 大槌小学校周辺 4月10日】

   【大槌町 大槌小学校周辺 4月10日】

 【大槌町 大槌小学校周辺 4月10日】

   【大槌町 大槌町役場 4月10日】

   【大槌町 大槌町役場周辺 4月10日】

   【大槌町 大槌町役場周辺 4月10日】

   【大槌町 大槌町役場周辺 4月10日】

   【大槌町 大槌町役場周辺 4月10日】

   【大槌町 大槌町役場周辺 4月10日】

   【大槌町 決壊した防波堤 4月10日】

   【大槌町 防波堤周辺 JR山田線橋脚 4月10日】