荒川遡行最終回であった。前回の到達点・秩父鉄道三峰口駅からスタートした。天候は曇りで夏にしては歩きやすかった。秩父地方は東京より少し涼しいと思った。平日なので朝の電車は通学の高校生が多かった。
ほぼ国道140号・秩父往還を進んだが2箇所予想外の事がありロスタイムとなった。1つ目は養護学校の手前の旧道を登った事である。手堀トンネルがあるというのでつい踏み入ったがとても歩きにくく断念しておりてきた。2つ目は秩父湖面に最も近い道を進もうとしたら工事中で侵入を止められ、ひとつ上を走っている秩父往還旧道を行く事になってしまった。この道はかなり坂を登るのであった。最も高いところに栃本関所があり興味深かったがそれよりも長い坂を登って、次は下ってとなったので体力、時間とも消耗した。
このため川又には14時35分の到着、予定より一時間遅かった。最終バスが17時35分なので迷ったが残された3時間を行きと帰りに等分して16時5分に折り返す事にして荒川源流である入川渓谷に入った。昨年の台風で道が寸断され、まだ工事中であった。それでもトロッコ跡の道なので平坦でありかなり早く進むことができた。
かくして荒川起点標識付近まで行ったが、橋が寸断されその先は大木で道が塞がれているのであった。時間もちょうど折り返し時間なのでここを最終到達点とすることにした。
4時起きで暗い中出発し、ほぼ一日歩いていたので非常に疲れた。
【記録】2020年9月17日
5:02 品川発
5:39 池袋発・準急飯能行き
8:17 秩父鉄道・三峰口駅着
8:19 三峰口よりウオーキング開始
8:51 まんねん橋
9:45 大達原(おだはら)(10分休憩)
10:10 一之鳥居
10:55 道の駅大滝温泉(15分休憩)
11:28 落合橋
12:25 秩父湖二瀬ダムサイト(16分休憩)
14:10 栃本関所跡
14:33 川又
16:05 入川林道・橋崩落、引き返し点 (赤沢つり橋近くと推定)
17:22 川又
17:35 秩父市営マイクロバス川又発 (客は我々だけ)
18:26 秩父鉄道三峰口駅発(客は我々だけ)
所要 9時間3分 (うち休憩 41分) 2名 距離:約30km