【坂の上の雲】 国創りプロセスが魅力

NHKスペシャルドラマ【坂の上の雲】は昨年末第一部終了のあと一年のブランクがあった。やっと今年も12/5から第二部が放送される。これに先立ち第一部の再放送が11/13より始まった。再放送で雰囲気を盛り上げ第二部に突入する作戦なのだろう。
一年たつと結構忘れているもので私もまんまとのせられて12/5を楽しみに待っている。【坂の上の雲】は脚本はもとより音楽やナレーションや配役が魅力だがそれだけではない。
当時の時代背景、列強にくらべ小さくて貧しい国の人達が意志と努力で一流国を作っていく、そのプロセスが魅力的だ。現在は豊かにはなったがどちらかと言うと下り坂だからよけい魅力的だ。
下り坂で希望が持ちにくい現代日本。一体どうしてこんな国になってしまったのだ。昔【イギリス病】と言っていたがそれで言うなら【日本病】だ。

ところで【坂の上の雲】は三年がかりということが気がかり。今年も第二部が終了したらまた一年待たなくてはならない。「お楽しみ」と言えばそれまでだが一年は長いのだ。視聴者の中には待ちきれない人がいるだろう。俳優さんも体調を崩したり心配ではないだろうか。長くても半年ブランクのほうが妥当ではないかと思うが余計な心配か。