旧中山道ウオーキング 大桑〜馬籠(まごめ)

前半は野尻宿南木曽宿を越え妻籠宿までのゆるやかな下り道であった。天気は快晴、午前中しばらくは一面の霜で寒かった。谷間なので陽がさして暖かくなるのは10時半すぎであった。
後半は妻籠宿の見事に再現された宿場の家々を見物したあと馬籠峠を越え馬籠に至った。妻籠宿は一般観光客が多く一大観光地となっていた。庶民が泊まる木賃宿も内部を見ることができた。
馬籠への峠道は良く整備され数組の外国人ハイカーに出合った。街道歩きではめずらしいこと。推測だが峠道は海外メディアに紹介されているのではないだろうか。
峠を越えて馬籠に入った所に恵那山がよく見える展望台がある。町村合併の碑があり「美濃はよい国だ」との藤村の一節が引用してある。馬籠宿は坂の宿であり延々と下り坂であった。
次回は馬籠がスタート地点となる。


【記録】 2013年11月24日

6:59 大桑民宿 ビジネスホテル関山 発
7:45 野尻駅 中央アルプス撮影
8:00 下在郷一里塚跡
8:57 十二兼駅
9:15 南寝覚 (見物:5分)
10:25 南木曽宿端 梨沢橋 (休憩:10分)
11:11 かぶと観音 (食事休憩:10分)
11:48 上久保一里塚(道をはさんだ二個とも残存)
12:35 妻籠宿 蕎麦屋 (食事休憩:15分)
14:48 峠入口
15:00 立場茶屋 番所跡(休憩:11分)
15:28 馬籠峠(標高801m)
15:44 十辺舎一句休憩所(休憩:4分)
17:00 馬籠宿 京方交差点 着

 所要 10時間1分 (うち休憩 55分) 距離 27Km




  南寝覚



南寝覚〜南木曽宿 木曽川



 上久保一里塚(道をはさんで二個とも残る)



   妻籠宿のにぎわい



 妻籠宿 木賃宿 上嵯峨屋 庶民の宿



   妻籠宿



  峠道 紅葉が美しい



   馬籠峠へ



  馬籠宿 恵那山が見える展望台



   坂の馬籠宿



   馬籠宿 「鍵の手」


注:「鍵の手」とは街道に設けたクランク。敵の侵入食い止めと大名行列同士がすれ違う時に格下の大名が退避するため使われる。