世の中理解・世界観

現実の世の中は複雑系でありドラマや小説のような物語が成り立つ世界ではない。だから解説者や評論家がわかりやすく説明するのは無理筋であろう。そうは言っても何らかの世の中理解・世界観が必要ではある。


蒸気機関・石炭の時代からガソリンエンジン・石油の時代を経て21世紀はモーター・電気の時代となった。電気自動車や自動運転の普及は目前に迫っている。また半導体とインターネットにより情報革命が起こった。このように科学技術は良い状況だ。


一方、政治や世界経済は混沌としているようにみえる。資本主義と共産主義の対立といった世界観は意味がなくなった。共産主義は「国際金融資本」(ディープステート・ロスチャイルド財閥)による世界覇権の手段だった可能性すらあり、コンセプト再構築が必要。しかし話が大きいため的確な判断が難しい。
戦後、日本の高度経済成長とその後の停滞、韓国、台湾の台頭、中国の台頭はなにゆえ可能だったのか、「国際金融資本」が深くからんでいると思うが自分は検証できていない。


ただしわからないことはすべて「国際金融資本」のせいだ とするのは、すべて「社長が悪い」「首相が悪い」の左翼放談となるので注意が必要だ。「国際金融資本」は明治維新通貨発行権、第一次第二次世界大戦、戦後復興、グローバル経済に良くも悪くも強い影響を与えている。タブーを発掘すべき時がきている。