一昨日の6月2日、江戸〜京都旧東海道ウオーキング12回目を行った。前回の到着点であった藤枝市、青木交差点前からスタートした。天候は曇りであった。
前半は島田宿を通り大井川取り付きで渡し場の記念館(川会所)に立ち寄った。「島田は大井川の渡しでもっているような宿だった」と言う。だから橋ができるのは死活問題というわけだ。この話「制度改革は死活問題」とみると何やら現在進行形である。
大井川橋(1026m)を渡り金谷に入る。大井川は川幅の大きい川で橋を渡るだけで10分かかるが見るとほとんど河原で水は少ししか流れていない。もっとも昔はダムがなかったし洪水のときは別格なのであろう。
金谷宿からは牧の原台地を越える難所だ。街道はところどころ復元した石畳道がある。急坂を上って降りると菊川という小さい宿がある。そこからまた急坂を上り二つ目の峠を越す。峠は小夜の中山と言い昔は寂しいところであったそうだ。現代では茶畑があたり一面広がっているが確かに人は見かけない。記念館の説明によると維新で失業した武士や橋ができて失業した渡し人夫の失業対策として台地の茶畑は開墾された。台地というが結構急斜面だった。
久延寺(きゅうえんじ)に夜泣石がある。もとは街道にあったがここへ移された。夜泣石の話が説明板に書いてあったが悲しい話なので割愛する。
金谷宿 旧東海道石畳
佐夜の中山 久延寺 夜泣石
掛川七曲り
10時間22分後、掛川宿、デイリー山崎前に到達した。次回は掛川〜浜松をめざす。
【記録】 2012年6月2日
8:48 藤枝、青木交差点前スタート
9:07 東海道追分 千貫堤伝承館(休憩5分)
9:44 上青島一里塚跡(51里)
10:10 阿智ヶ谷(島田宿 六合駅入口)
10:42 島田一里塚跡
11:05 大井神社(休憩20分)
12:40 大井川橋
12:55 大井川河原(休憩13分)
13:28 金谷扇町マックスバリュー(休憩25分)
14:30 すべらず地蔵尊(休憩5分)
14:50 菊川坂下り
15:12 菊川の里
15:47 久延寺(夜泣石)
15:57 佐夜鹿一里塚跡(小夜の中山)
17:00 日坂宿本陣跡
17:42 伊達方一里塚跡 (休憩3分)
18:48 葛川一里塚跡
19:10 掛川宿、デイリー山崎前着
所要 10時間22分(うち休憩97分) 歩行距離 27km