3号機 運転員が「高圧注水系」を停止させていた

3月14日11時01分、福島第1原発3号機は爆発した。3号機はウランではなくプルトニウム燃料を使用しており最も危険な原発であった。しかし今日報道された内容は耳を疑うものだった。何故運転員が冷却系を停止させたのか?
     以下は記事の引用。

3号機が爆発を起こす前日の3月13日に運転員が操作し原子炉を冷却する「高圧注水系」と呼ばれる装置を停止させていたことが16日、関係者への取材で分かった。政府の原発事故調査・検証委員会や東電も経緯を把握。事故調は26日に公表する中間報告書で言及するもようだ。東電の事故調査報告書によると3号機では3月11日に電源が断たれた後、原子炉隔離時冷却(RCIC)を起動。12日午前11時36分に停止した後、約1時間後に高圧注水系(HPCI)が自動起動し13日午前2時42分に停止した。(共同、東京新聞 12月17日)