熱海に行く事になった。そこで真鶴でいったん終了としていた相模湾ウオーキングの続きを歩くことにした。天候は曇りで2月なので寒いが風はなかった。真鶴駅から国道を進みエネオスの所を左に曲がり坂を下りると浜に出た。ここから真鶴道路に沿った道を進むと国道135号に合流。国道を少し行くと階段があり吉浜海水浴場におりる。冬なので海水浴客はいないがサーファーがたくさん繰り出していた。サーファーはみな黒いウエットスーツを着ているのでイルカの群れに見える。浜が終わって埋め立て地帯をいくと郊外型ショッピング街となる。ここでバーミヤンに立ち寄る。食事の後、少し進むと橋がある。ここが湯河原と熱海の境すなわち神奈川県と静岡県の県境となる。
国道135号をしばらく進むと右に伊豆山神社参詣道なる道があったのでこれを進むことにした。かなりの急坂を進む。ほどなく伊豆山神社前に到着した。何度も来た場所なので懐かしい。昨年の大河ドラマの舞台であったので整備されていた。神社にお参りした後、土石流の現場を通った。大規模に整地されていた。
熱海土石流は自然災害ではなく、谷を大量の土砂や廃棄物で埋めたための人災である。急に起きたわけではなく懸念がある中、最悪の結果を招いてしまった。普通この種の工事は許可制だが、静岡県は届け出制で甘かったと思われる。
現場の先には前の会社の保養所・伊豆山荘がある。現在は売却されホテルになっていた。坂を下り熱海駅に出た。アーケード街はにぎわっていた。一時はだいぶさびれていたが復活した。若い人も多く再開発がうまくいったようだ。しかし道を進むと段々さびれてきた。どうも活性化は駅に近いほうで行われたようだ。熱海桜が咲いている川沿いに下り、予約してある大野屋さんに到着した。名物のローマ風呂はローマ風呂と言うも入口はスフインクスのようでもあり壁はエジプト風文字があったりまぜこぜだが異国情緒ある不思議な風呂であった。イミテーションではあるのだろうがめずらしいのは良いと思った。
【記録】 2023年2月15日
8:33 品川駅
9:55 真鶴駅
10:07 真鶴駅 発
11:10 湯河原バーミヤン(25分休憩)
11:57 郷清水バス停(5分休憩)
12:58 伊豆山神社前着
13:20 伊豆山神社発
15:30 熱海大野屋 着
所要 5時間23分(うち休憩50分)歩行距離 12km 2名