M12mmレンズの進化

最近M12mmレンズを使った4Kカメラを開発している。M12mmレンズは超小型カメラ用に作られた経緯から以前はVGA程度の画質であった。

その後カメラが進化してFHDとなってきたのでレンズもFHD用(2MP)が作られるようになった。しかし、もともと高画質をイメージしていない規格なのでフランジバックの規定はなく注意しないとレンズをCMOSガラス面にぶつける心配があった。そこで規格に「ストッパーをつけるよう推奨する」が付け加えられた。またM12mmネジはガタがありフォーカスするとき画面が揺れた。


こんな状況だったので4Kは無理ではないかと思われたが変わりつつある。カメラが進化し4Kが出てきたのにあわせ少数ではあるがレンズも4K用(8MP)が作られるようになってきた。ネジもガタを少なくする傾向にあり進化している。