「世界はディープステート(ユダヤ金融資本)に支配されている」「だからといってどうする」

だいぶ前となるが管理組合の理事長だったころ、ご近所で恐れられている御老人と話をしたことがある。この方は「日本は米国の植民地である」と主張していた。植民地の定義にもよるが対米従属は事実だから「おっしゃる通りです」と答えたら喜んでくれた。しかし課題はそこにはない。「そうだとしてどうする」という事なのだ。
最近同じようなケースがある。
例えば「世界はディープステート(ユダヤ金融資本)に支配されている。日本もその影響下にある」また「ディープステートが育成した中国共産党は金で世界を支配しようとしている」
このような事実を知る事は必要だろう、知らないよりは理解が増す。
しかし「だからといってどうする」という課題がある。声高に叫んだところで何も起きない。起きないどころか反感を買って終わりだ。
「平和だ反戦だ」と叫んで歌ってデモをしても平和はやってこない。