塩の道 (千国街道)  山口〜糸魚川

塩の道を山口から糸魚川まで歩いた。天気は快晴。ほとんどが舗装道路だったが山道では草が繁茂しており登山靴で正解であった。

振り返ると県境の山々が見え絶景だ。ゆるい下り坂を進む。快適なのでどんどん進んだが気がつくと道が違っている。昨日に続きまたやらかしてしまった。反省のため、間違った地点まで戻ることにした。
戻ってみると道がまっすぐのびている所での左折箇所であった。標識は目立たないが道の左にある。注意していれば気がつくはずだが見逃してしまった。ロスタイム25分であった。

ジオパーク入口に出た。塩の道から離れるがフォッサマグナの露頭を見学することにした。最初に枕状溶岩をみた。石垣のようにみえるがマグマの断面だという。少し歩いてフォッサマグナ露頭に出た。西側は灰色をしたユーラシアプレート、東側は赤茶けた破砕帯の境だという。確かに色の違う地層が接している。解説によると水の味にも違いがあり、東西の境にある酒屋は西側の地下水を使っているという。着いた時は人がいなくて静かだったが小学校の遠足集団がやってきたので早々退散することにした。一時間ほどで塩の道に復帰した。


美山公園を通過しどんどん道を下っていくと市街地に出た。枡形が二箇所あった。塩の道を大名行列は通らないので城下町の防衛用だろう。

終点は北国街道との交差点にある道路元標にしようと思っていたが 更に日本海側に進むと「塩の道起点」看板があり地面に起点と記載がある。そこでここを最終到達点とする事にした。海からの塩をここで牛に積んだという。これをもって江戸日本橋諏訪湖塩尻~松本 更には塩の道の各地をたどってきた旅は完了した。 

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直進してしまった箇所 左折が正解

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東橋 根知川渡る

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ジオパークにて 枕状溶岩

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ジオパークにて 西:灰色の地層 東:赤茶色の地層

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仁王堂 塩の道に復帰

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仁王堂~ウトウ

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ウトウ~休憩所

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綺麗な休憩所 (15分休憩)

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十王堂

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大糸線踏切

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Z型分岐点 舗装道路に出たら少し戻って下の道に入る

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美山公園 ボッカ像

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北陸自動車道付近 日本海

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山乃井神社枡形

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道路元標

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塩の道起点:看板あり 【塩の道完了】

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塩の道起点の看板


【記録】2020年10月16日

 6:10 起床
 6:40 朝食
 7:45 塩の道温泉発
 8:05 道を間違い左折点をまっすぐ行ってしまう
 8:15 間違いに気がつき、戻る
 8:30 左折点にてコースへ復帰(ロスタイム25分)
 8:52 和泉公会堂
 9:19 東橋 根知川渡る
 9:42 ジオパーク入口 (フォッサマグナ露頭見学 62分)
10:44 仁王堂・飯綱神社(15分休憩)
11:40 中山峠
11:55 休憩所 新しい綺麗 (15分休憩)
12:32 十王堂
13:20 Z型分岐点
13:30 美山公園入口 (10分休憩)
14:05 北陸自動車道
14:19 山乃井神社枡形
14:28 JR新幹線ガード・在来線踏切
14:34 塩の道広場 (3分休憩)
14:44 道路元標
14:48 塩の道起点:看板あり 【塩の道完了】
14:52 日本海 国道8号線
17:00 糸魚川駅発 北陸新幹線はくたか

所要 7時間3分(うち休憩・ロスタイム・見学 130分)歩行距離 18.5km 2名