新春放談 プロパガンダ

新春なので”新春放談”を書きます。

現代世界は「プロパガンダ」に満ちている。例えば「テロとの戦い」「911」「IS」である。これは情報戦であり第三次世界大戦と呼んでもいい。「プロパガンダ」であるから事実である必要はなくフィクションや加工映像が多い。
20世紀までの戦争は軍隊による実戦であった。その場合でも敵をあざむく諜報戦はあったがあくまで実戦が主体であった。しかし21世紀では「プロパガンダ」が実戦に取って代わろうとしている。その理由はインフラ整備にある。世界中で新聞、放送、インターネット、スマホが可能となった。これらに全く接触しない人は皆無だろう。
ニュースやネット配信でプロパガンダ情報が各自に届けられる。しだいに各自の頭の中が戦場になりつつある。
我々はどうやって防衛したら良いのだろう。「プロパガンダ」を見抜く見識を持つしかない。しかしかなり厄介な話だ。