「恐れや不安」3回目 「死」への対処法

「恐れや不安」対応の3回目は「死」だ。「死」はいかなる人も避けられない。医療が進化を遂げても死は宿命なので受け入れるしかない。

死の解釈は2つある。第一は「生命は輪廻する」であり、この解釈に従うと生まれかわる訳だから明るくてOKだ。
第二は「生命は一度きり」とするもので、この解釈が不安のもとと思われる。だから「第一の解釈をせよ」と言いたい所だがそうもいかない人も多いだろう。ここでチャンネルをきりかえてみる。
私の両親は他界しているが夢にみたり思い出すときがある。その時両親が生きているように感じる。生命を「個人体」とした場合はその人のみだろうが「情報体」とみた場合は関係する人たちに広がった生命となる。
また会社(法人)を作ったとき自分がもうひとりできたように感じた。個人は死んでも法人は死なないから、これも広がった生命のひとつだろう。
まとめると生命概念を拡張し広がった生命と解釈できれば、少し安心なのではないだろうか。