朝日新聞社記者会見  「慰安婦問題は先輩達の話」

夕方19時半から21時20分ごろまで朝日新聞社の記者会見があったので後半を視聴した。木村伊量社長は「吉田清治証言は誤報であったが慰安婦問題は変わらない問題である、辞任するのは原発の吉田調書誤報が理由であり、慰安婦問題のためではない、慰安婦問題は先輩達の話だ」との答えだった。

これは”わかっていない、あるいはわかっていないふりをしている”のだと思った。誰もが思うだろうが慰安婦問題の大きさからすれば吉田調書誤報は小さいことだ。今、朝日に問われているのは、何ゆえ慰安婦誤報をくりかえしてきたのか?ということだ。慰安婦を書けばほめてくれる人がいたのだろうか?発行部数が増えたのか?戦勝国プロパガンダに利用されたのでは?作業は国民を含め戦後の日本社会を検証する事になると考える。


政府や外務省が「慰安婦問題は先輩達の話だ、私達の世代は関係ない」と言って済むならそうしている。朝日新聞社は国際社会に対して説明する必要があると思う。