東京湾一周ウォーキング 青堀~佐貫町

房総往還 青堀~佐貫町を歩いた。天気は晴れ、風はすこしあったが日中は暖かく房総は温暖だと思った。
街道歩きは徒歩であるが、富津岬散策を加えたのでこちらは往復バスを使った。具体的には途中の下安知那(しもあじな)バス停からバスで富津公園まで行って公園を散策したあと、バスで下安知那バス停に戻ってくる方式を採用した。
交通量はそう多くないので静かに歩くことができた。
富津公園には軍の戦跡があった。東京湾の防衛砲台が作られたが実戦で使われることはなかった。軍の射撃訓練施設として使われた後は富津公園になった。

富津岬に展望台がある。東京湾を360度じっくり見る事ができる。外海は波が荒く東京湾の中は波静かであった。房総半島や三浦半島も見え位置関係を理解するには格好の場所であった。
青堀から川名あたりまでは平坦で市街地であった。川名から先は山がちとなり市街地が途絶え景色は田園風景となった。田園風景は良いがところどころに太陽光発電のパネルがめだつ。無骨な台にパネルを取り付けただけで周辺は雑草が伸び放題となっており、ご先祖様がみたらがっかりする風景となっている。それでも発電しているならまだましだが買取価格が下がりパネル寿命がきたら廃棄パネルが放置される事になろう。まことに困った政策で負の遺産と言わざるを得ない。
弁天山古墳(小久保藩陣屋跡)に登ってみると東京湾が一望であった。この景色は古墳時代も同じだろう。古代人は素晴らしい場所に古墳を作ったと思った。

 

青堀~佐貫町 歩行ルート

品川駅東口バス停

東京湾アクアライン走行中

富津公園

富津公園 堀になっている

富津公園 堀にかかる古い橋

富津公園・戦跡遺構 弾丸を撃ち込み威力を試した

富津岬 展望台

富津岬 外洋は波が荒い

富津岬・展望台より第一海堡が見える

富津岬・展望台より 右が外洋 左が東京湾

川名 このあたりから田園風景となる

弁天山古墳(小久保藩陣屋跡)入口 小学校と思ったが公民館であった。

弁天山古墳(小久保藩陣屋跡)

弁天山古墳(小久保藩陣屋跡)から海を望む

公園踏切にて内房線

佐貫町駅

佐貫町駅構内より 田園地帯

【記録】2023年11月30日

 6:30 品川駅バス発 渋滞で遅れあり
 7:43 木更津駅 着   
 8:13 青堀
 8:17 青堀駅前交差点 発
 8:46 下安知那バス停(バスにて富津公園へ 散策3時間6分)
11:52 下安知那バス停に戻る
12:35 セブンイレブン富津岬店(ランチ休憩15分) 
13:48 内房線新田踏切 渡らないで右折
13:54 大貫駅(休憩5分)
14:27 弁天山古墳(小久保藩陣屋跡)見学
14:47 公園踏切
15:17 海老田踏切
15:27 東京湾観音表参道
15:38 佐貫町駅 着
16:20 木更津駅東口バス発

所要 7時間21分(うち散策休憩3時間30分)歩行距離  13.2 km  2名