(2019.8.2箱根外輪山反時計回りを始めた。当時、疲れ切ってアップしていなかったので記載する)
早朝品川を出て箱根湯本に7時頃着いた。駅前のガードをくぐり急な坂道を登る。阿弥陀寺への道があり山の中の急坂となっている。程々で寺についた。ここまでは想定内であった。
寺の裏から登山道が伸びている。これを進んだがブヨ、蚊がいて蜘蛛の巣が顔にかかる。道としては普通の山道だがブヨ、蚊がくるので不快極まりない、「このエリアをぬければ虫がこなくなるだろう」と思いこころなしか足が早くなり汗が吹きだす。
途中には休憩する場所はない。かなりの時間、急な登りを強いられた。そのため同行の細君が熱中症になり歩きが極端に遅くなった。途中で休んでいたらトレランの人たち数人が追い抜いていった。また小柄な女性単独行も追い抜いていった。
コースタイムの2倍かかってやっと明星ヶ岳に着いた。山頂は涼しいだろうとおもったが暑かった。加えて展望は悪かった。この状況では縦走は無理なので宮城野へ下山することにした。すぐ下山するルートと45分縦走して鞍部から下山するルートがあった。鞍部までの45分縦走は傾斜が緩いと判断し後者を選択した。
鞍部からの下山路は急な下りであったがひどい道ではなかった。しばらく行くと別荘地帯に出た。別荘内は舗装道路が走っている。しかし登山道は別荘地の裏の沢みたいになった窪地を行く。荒れておりところどころゴミや枯れ草がたまっており虫もいる。きれいな別荘の裏を走るゴミ捨て場といった道で案内指導標だけがきれいだ。矛盾道であった。
嫌な道なので私は急いで下った。しかし細君が全く来ない。だいぶ待つはめになった。細君は極端に下りが苦手なのである。一度車道にでたがそこからまたゴミの山道が伸びていた。たまたま通りがかった近くの人が「一般道を下ったほうが良いですよ」と案内してくれた。そのとおりであった。行政が登山道としている道はとても歩く道ではなく地元の人はアスファルト道を歩いている。すぐ宮城野のバス停に着いた。
教訓:「箱根外輪山は秋冬春が良い、夏は暑く蚊やブヨがいる、鞍部から宮城野の登山道は荒れている」
【記録】 2019年8月2日
7:02 箱根湯本駅 発
7:33 阿弥陀寺
8:45 塔ノ峰
11:39 明星ケ岳
12:28 鞍部
14:30 別荘地出合
15:10 宮城野バス停
所要 8時間 8分 (うち休憩 不明) 2名