「現地現物」と「テレワーク」

ビジネスの基本に「現地現物」がある。経営判断するには報告をうのみにせず現地に行き現物を確かめることが肝要という意味だ。
なぜなら「報告」は意図するしないにかかわらず脚色が入るからである。脚色が入ると判断を間違う。

しかし今のご時世、テレワークが推奨され「現地現物」が困難になっている。実務をしない人達ならテレワークで済むかもしれないが実務はそうはいかない。経営判断に加えて、農業、漁業、建築土木工事、運送など、どれもテレワークできない。現地調査や取材もテレワークできない部類だと思うが大手マスコミの米国現地情報はお寒い限りである。特派員なのにテレワークしているのか。