犬をベビーカーに乗せて散歩している飼い主

ウオーキングしていると犬の散歩に出会う。おおかたは犬を歩かせているが、時にベビーカーに乗せている飼い主がいる。
おそらく飼い主は犬を赤ん坊のように思って大切にしている、といった所だろうが、犬は歩かないといけない動物だから、これでは虐待だ。

同じような例で「悠々自適」がある。引退した高齢者の理想に語られるが、これは若者の錯覚に過ぎない。
「悠々自適」は、何事にもわずらわされず快適な日々を送ることで一見幸せな事に思える。
しかし逆に言うとなんも手応えのない、活躍が期待されない毎日であり、注意しないとボケそうになる。
もちろん厳しすぎる毎日は老化を早めるから良くないが、悠々自適は考えもの。「適度な生涯現役」のほうが良いと私は思う。