自宅勤務の落とし穴 

会社員だった頃、自宅勤務ができたらどんなに良いかと思っていた。更に悠々自適ならなお良いと思っていた。しかし実際にそうなってみると思いもしない落とし穴があった。

通勤がなくなったので歩きが減り運動不足になった。これは毎日のご近所ウオーキングで解決した。

しかしもっと深い落とし穴があったのである。それは「仕事へのモチベーション確保」である。自分はエンジン付き体質を持っているからどんな環境でもモチベーションは持ちうると思っていた。しかしそれは過信であった。
自宅でひとりになってみるとやる気がでるときもあるが、ほとんどやる気がでなくなる時がある。会社にいればメールや電話がくる、会議があったり資料を作ったりでモチベーションなどおかまいなしだ。ところが自宅勤務ではいくらでもさぼれてしまうのであった。
解決を模索した結果、最近は以下の方法をとっている。
他社との打合せ日程にあわせ早々と請求書を作るのである。普通は仕事してから請求書だろうが逆で請求書を先行させる。請求するからには結果をださなければいけないとなる。
更に細分化したリストを作る。リストがあると気になるから自然に実施しており一ヶ月もすると埋まっているのであった。人は弱いものでモチベーションは環境が大切なのである。
「悠々自適はモチベーションにとっては大敵」なのであった