勧善懲悪は事実と違うことになるようだ

自分の若い頃を振り返るとはずかしい事も多い。そのひとつに「世の中理解」がある。
テレビ映画小説新聞では「世の中には大悪人がいて事件が発生するが紆余曲折をヘて解決する、あるいは解決しない」
大悪人としては、政治家や代官、役人、私欲に走る社長など権力者や金持ちが相場だった。
これが私の「世の中理解」であった。しかし、実際には詐欺師には出会ったことがあるが、大悪人には出会ったことがない。
そこでテレビ映画小説新聞のエンターテインメントはあくまで娯楽であって、現実とは違う事を認識すべきと考えるようになった。
勧善懲悪は事実と違うことになるようだ。