三浦半島海岸線の3回目、雨崎海岸〜毘沙門湾を歩いた。快晴、風は強かった。
前回は雨崎海岸の洞窟を少し進んだ所で断念して引き返した。調べたら大潮の時であれば突破できる事が他の方のブログでわかった。次の大潮が来る日を調べ4月1日11時19分(潮位26cm) にて再挑戦する事にしたのである。今回は登山靴と滑り止めつき手袋を着用した。
小浜バス停から海に沿って進むと静かな海岸に出る。ちょっとした秘境だ。前回は無人であったが今回は先客5人が日光浴をしていた。噂には聞いていたが日本にもこんなスポットがあるのは好ましいと思った。ガン見するわけにもいかないので普通に歩いて通り過ぎた。
ほどなく古代人が住んでいたという洞窟にたどりついた。洞窟を抜け前回断念した海岸岩場に出た。なんと潮が引き波打ち際を歩けるではないか。拍子抜けするほど容易に突破することができた。「大潮は偉大だ」と思った。
此処から先は遠津浜、大浦海岸、松輪間口漁港、剣崎と少々岩を伝うところはあったが、なんとか攻略することができた。
午後になって段々風が強くなってきた。江奈湾の干潟に着いたので干潟の中を進んだら橋が落ちており川を渡ることができない。しかたなく車道を進みトンネルをぬけたら毘沙門湾江奈間口漁港に出てしまった。そこで折り返して未踏部分をカバーすることにした。
毘沙門では毘沙門洞窟弥生人住居跡を見物した。少し海岸より高い位置にあるので嵐でも海水はこないと思った。毘沙門の白い砂浜や模様のついた岩肌は美しかった。更に進むと江奈湾の干潟の対岸に出た。微かに残る踏み跡をたどると橋が落ちていた箇所に着き、そこからさらに微かに残る踏み跡をたどり県道215号に出ることができた。
途中折り返したが結果的に雨崎海岸〜毘沙門湾を踏破した事になった。
GPSによるトレース(山旅ロガーにて)
右手に松輪間口漁港 その先は 劔崎灯台
毘沙門洞窟弥生人住居跡
毘沙門洞窟弥生人住居跡 洞窟より
【記録】2018年 4月1日
10:29 小浜バス停 発
10:50 雨崎海岸の洞窟
11:06 遠津浜
11:35 大浦海岸(休憩 22分)
12:33 松輪間口漁港
13:30 江奈湾 エナビレッジ(休憩 26分)
14:00 江奈間口漁港
毘沙門海岸(逆行)
15:34 江奈湾の干潟県道出会 着
所要 5時間 5分(うち休憩 48分) 歩行距離 10.4km 2名