リニア新幹線に試乗

昨日はリニアに試乗した。感動が減っている昨今であるが、ひさしぶりに未来を実感でき感動した。
やはり現地現物、百聞は一見にしかずである。
最初にセンターを見学して予習してから行ったので期待高まる試乗であった。L0系で乗車時間は30分。荷物検査があり空港のような搭乗であった。客車は2〜4号車の3両で自分は2号車であった。
フル規格新幹線より小型で座席は左右に2席づつ、ちょうど秋田山形新幹線をひとまわり小さくしたようなサイズであった。座席自体は狭くはなく普通サイズであった。
最初は東へ進んだ。車輪走行でぐんぐん速度をあげていき150kmあたりで浮上走行に切り替わった。音と振動が少なくなった。
ほとんどがトンネルなので窓の外はトンネルの照明がみえるだけであった。高速になると照明は飛ぶように流れていく。
上野原で折り返し、西に向かって速度をあげ500km走行に入った。500km走行は加速時よりも安定しているように思った。
夢の30分はあっというまであった。リニアが完成すると東京〜名古屋は40分、東京〜大阪は60分、聞いてはいたがあらためて驚くべき事だ。
ちなみに隣に座った細君は快適だったので居眠りしていたと言う。こんなに感動的なのにもったいない人だと思った。

報道やHPではわからないことがあるとあらためて思った。超電導材料は基本はビスマス系で液体ヘリウム(-269度C)を使っているが高温超電導もあり「この先10年あるので進化中」とのこと。また「運転席はなく運転手はいない。しかし非常時対応があるので先頭車両の中に人がいて計器監視している」という。運転しなくても運転席はあったほうが良いように思った。




 田園地帯のリニア実験線 



 リニア見学センター 通過する車両 速い!



 リニア見学センター 超電導磁気浮上実験



 超電導磁気浮上実験 確かに浮いている



 リニア見学センター 高温超電導磁石(模型)



 リニア路線(赤) 東海道新幹線(青)



 リニア2号車に搭乗



 走行開始 時速54km



 時速501km 安定走行



 走行終了 試乗したリニア車両