地球温暖化は疑問

一カ月ほど前、日経に地球温暖化は疑問だという記事が出た。そのダイジェストを記載する。

「温暖化根拠に疑義 ホッケースティック論争を読み解く 」 日経 科学記者の目(科学技術部池辺氏 2016/7/11)より

■1990年の第1次報告書では「現在の気温は中世ピーク以下」
■1999年に「20世紀後半に急上昇」を主張する論文出る。(図1)「ホッケースティック曲線:米ペンシルベニア州立大学マイケル・マン氏ら」
 「中世温暖期」やその後の「小氷河期」がなく、気温代替データと温度計データをつなぎ作成。IPCC第3次報告書の目玉となる。
IPCC第5次報告書。マン氏らが2008年に発表した新しい古気候再現グラフが載っている(図2)。西暦300年ごろからの赤い曲線「Ma08elvl」がマンによる再現。中世温暖期が明示されており、ホッケースティックの面影はない


まとめると、マイケル・マン氏は「ホッケースティックは乏しいデータを基に作られていた」と認めた。IPCC第5次報告書では改訂した古気候再現グラフが載っており「ホッケースティックの面影はない」。地球温暖化の根拠が崩れている。



(図1)ホッケースティック曲線(第三次IPCC報告、マン氏)



(図2)IPCC 第5次 マン氏による修正グラフ ホッケースティックはない