「下町ロケット」最終回

TBSの連ドラ「下町ロケット」最終回をみた。下町のバルブメーカー佃製作所と大手帝国重工の国産ロケット開発をめぐる経営ドラマだ。物づくり現場の思いが伝わってくる熱いドラマに仕上がっていた。
ドラマなので良い人達と悪役がはっきりしていた。実際の現場ではこの関係がもっと入り組んでいて簡単ではないが良くありがちな人達だ。
総じて思うのは、技術を大切にする人は少数いるが苦労する。大方のサラリーマンは風になびく柳のように損得で態度を決める。出世を含む目先の損得に走りがちである。であるがゆえに夢を持って技術を語れる人は貴重だ。 
余談だがロケット開発現場の撮影はフジキンつくば事業所で行い、ロケットエンジンは本物、ロケット躯体ははりぼてだという。