温暖化 今後どうしたらよいか

『気候変動とエネルギー問題 CO2温暖化論争を超えて』深井有著 を速読した。「温暖化は脅威ではない」の部分はその通りだとして、今後どうしたらよいかに的を絞って読んだ。
著者は「日本は京都議定書から脱退すべき」との見解であった。すでに海外では温暖化CO2は誤りと認識されておりオーストラリア、フランス、米国、カナダでは温暖化防止法案が否決されたという。

今後の推進策としては①低温熱源の利用②発電変動の平準化③集中から分散へ(大型から中小型へ)④核融合の実用化 を提案している。②の具体例として、日本碍子NAS蓄電池があり鉛蓄電池の1/3の大きさ、15年の長寿命だという。