日本の不動産マーケットには、とても明るい未来が待っている

すこし前の本だが『日本の不動産 急浮上が始まる』大谷洋司著をみつけた。このところ日本悲観論が多い中で元気の出る本である。ここまでもちあげるのはやりすぎかもしれないが、悲観論で元気をなくすよりはましだ。最後の文章はこうだ。「10年後の2020年代私たちの目の前に広がる日本の不動産マーケットには、とても明るい未来が待っている」

活性化の要因としては「都市再生特別措置法(2002)」及び「工業等制限法の廃止」が効果ありという。前者は古いオフィスビルの再開発、後者は大学の都心回帰となっている。結果として様々な規制が再開発を阻害しているので緩和すべきだと思った。