鳥海山に登ってきた。一日目はレンタカーで秋田駅前から鳥海ブルーラインの鉾立(象潟口)まで約2時間、駐車場に車を置き、尾根伝いに御浜小屋を経て頂上小屋まで登った。二日目は早朝に鳥海山新山(2236m)に軽身で登頂したあと頂上小屋へ戻り装備を回収して下山した。
御浜小屋から少し進むと右手は鳥海湖(カルデラ湖)、周囲は高山植物が咲き乱れ、さながら「天上の楽園」であった。道は数ヶ所の雪渓をたどるが、氷河のようなその景色は良い撮影スポットであった。水が得られないとの情報もあったが、心配するほどではなく雪渓の融雪は水場となっていた。登り始めはおそろしく暑かったが頂上小屋や新山頂上は寒く羽毛ベストを着用した。
登山道は荒れている箇所や急斜面があった。また雪渓は注意しないとルートを見失いやすい。新山山頂付近は岩場なので三点確保が必要であった。山慣れした中高年が多く、若者や外国人は少なかった。早朝に鉾立をたち日帰りする健脚人もいたが一泊二日の人が多いと思った。
頂上小屋は神社の経営で食事はごはんと味噌汁、つけものにさばの味噌煮だという。江戸時代の食事を守っているのかもしれないが21世紀にあっては時代錯誤だ。自分達は細君がつけもの嫌いなので自炊した。
鳥海山頂(2236m)は狭い
【記録】 2014年7月21日
9:00 秋田駅前 発〜日本海自動車道〜鳥海ブルーライン
11:16 鉾立登山口(象潟口)(1155m) 発
12:28 雪渓 (休憩:23分)
13:40 御浜小屋(休憩:12分)
14:17 御田ヶ原
14:30 御田ヶ原分岐(融雪水あり)
14:40 八丁坂
14:50 御苗代 :高層湿原(休憩:5分)
17:27 山頂小屋 着
【記録】 2014年7月22日
5:20 山頂小屋 発
6:20 鳥海山新山(2236m)頂上
7:45 山頂小屋 下山開始
9:49 七五三掛け
11:00 御浜小屋(休憩:5分)
13:00 鉾立登山口(象潟口)着