10cm反射望遠鏡

実家納戸を整理していたら10cm反射望遠鏡をみつけた。高校時代に自作したもので当時確か二台作った。
一台目は地学部天文班の部室で名著『反射望遠鏡の作り方』を参考に円盤ガラスを購入しピッチで研磨皿を作り研磨剤で反射鏡の手磨きを行った。部員が交代で磨き時間がかかったが放物面らしきものができたので銀メッキをした。しかしメッキ面が黄ばんでしまい見えない事はなかったが反射率が低く色がついているのであった。鏡筒は木枠であったと記憶している。
二台目は自宅で製作した。反射鏡はアルミメッキの市販品を購入、鏡筒は板金筒を父の知り合いに作ってもらいこれを黒く塗り反射鏡や接眼部を取り付けた。架台は椅子を改良したもので小型だが不安定であった。




    10cm反射望遠鏡(二台目)