50歳まではがむしゃらに働くがその先は生まれ変わって一歳ずつ若返っていく。

先日『50歳を超えても30代に見える生き方』南雲吉則著(講談社)を衝動買いした。パラパラ読んでいるが興味深い。通常のダイエット本は「食べたいけれど我慢してダイエットする」なんて調子だがこの本は逆である。我慢しないでダイエットなのだ。

しかもそのモチベーションがいい。48ページにこんな記述がある。
   (以下引用)
徳川家康は「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し」といったがこんな生き方では途中でバテてしまいます。・・中略・・ 50歳まではがむしゃらに働くがその先は生まれ変わって一歳ずつ若返っていく。・・・「人の一生は重荷を下ろしながらスチャラカで行こう」というのが私の座右の銘です。私はこうした生き方を「人生百年計画」と呼んでいます。
   (引用終り)
なんとも肩の力を抜いた愉快な記述だ。ところで大学生の娘に”スチャラカ”の意味はわかるか聞いたらわからないというので注釈しておいたほうがよいだろう。”スチャラカ”は「肩の力を抜いて気楽にやりましょう」といった意味で植木仁のスイスイスーダラ節などに通じる昔の流行語だ。とにかく大いに共感したのであった。



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