旧東海道ウオーキング八回目 三島広小路〜吉原

江戸〜京都旧東海道ウオーキング八回目を行った。前回の到着点であった三島広小路駅前からスタートした。
ほどなく沼津を過ぎ、千本松原という途方もなく長い松林をひたすら歩いて8.5時間後、吉原駅前に着いた。晴天だったが西風が強く吹き向かい風だったので大変だった。
時間的には予定通り、一方松林歩きが単調なので疲れた。富士山は見る場所によってその形が変化する事がわかった。


        -------【詳細】-------

品川駅で新幹線に乗り45分で三島に到着した。駅南口の歩道を渡るとチケットショップがある。みると自販機で切符を売っておりけっこう人がきて買っていく。自販機ははじめてみたが駅前ですぐ買えるので便利だ。
小さい川に遊歩道が作られ川を散策できるようになっている。さすがは湧水の街三島だ。水は透明で綺麗だ。

三島広小路駅へ出る。ここが今日のスタート地点。旧街道を西へ歩きだしてすぐ境川橋に出た。伊豆と駿河の国境だがうっかりすると見過ごしそうな小さい橋だ。



     境川橋 伊豆と駿河の国境



     常夜灯 清水町



     玉井寺一里塚 (29番目)


玉井寺一里塚にでる。道の両側にあり割合と手入れが良い。9時53分八幡(やわた)神社に至る。本殿で参拝しようとして驚いた。自動ドアーになっていて近づくと扉が開くのである。神社でははじめてみた。さて奥に対面石がある。頼朝と義経が涙の対面を行った場所だという。高さに差があり高いほうに頼朝が座ったのではないかと思った。




     八幡神社



     八幡神社 自動ドアー




     八幡神社 頼朝と義経の対面石



沼津では川廓通りをぬけたところで旧街道をそれて大手町のアーケード街へ入った。遠い親戚がここで中華料理店をやっているので寄ることにした。店は萬来軒(ばんらいけん)という。アーケード街の横にありすぐわかった。広東風中華で美味であった。




     萬来軒総本店(沼津)



南下して千本松原に入った。風はますます強く花粉のせいか目が痛い。松林が防風林となり少し風が和らぐのでここを進むことにした。時折海を見に海岸に出てみるが帽子が飛ばされそうで頭をおさえつつ片手でカメラをかまえる始末。写真がぶれそうであった。松も内陸側に曲がって生育している。




     千本松原より駿河湾と富士山




     千本松原(沼津)



富士山は段々にその裾野がみえてきた。手前にある山々が相対的に右に移るためだ。何度か写したが西にいくほど裾野が雄大な富士山になった。あきるほど松林を歩き単調であった。



     富士山(千本松公園横の歩道橋から)



吉原駅近くに毘沙門天あり。入口は鳥居で神社のようだが入ってみると中はお寺であった。建物は独特で台湾のお寺のような作りだ。ラマ教寺院だという。
17時半吉原駅北口に着いた。聞いてはいたが確かにガランとした駅であった。次回はここがスタート点だ。



     吉原 毘沙門天 入口


吉原 毘沙門天


     吉原 毘沙門天




     吉原駅より富士山




【記録】
9:00 三島広小路駅前スタート
9:21 境川橋(伊豆と駿河の国境)
10:00 八幡(やはた)神社 対面石
10:20 智方神社(大きなクスの木) 
10:55 沼津、黒瀬橋たもと(狩野川、風強い)  
11:09 玉砥石
11:30 沼津、萬来軒にて食事(40分) 
15:45 千本松原を進み富士市へ入る
15:58 東田子の浦駅前 六王子神社
17:00 毘沙門天(鳥居のあるお寺) 
17:30 吉原駅前着 
  所要時間 約8.5時間(うち休憩60分) 歩行距離 22km