カメラショーに行く。日本のカメラは元気だ。

「カメラショー:CP+(シーピープラス)」がパシフィコ横浜、展示ホールで開催され行ってきた。おとといからの開催なので今日で3日目だがこの日の来場者数は22,408人(主催者発表)と昨年を大幅に上回る盛況だった。私も朝10時過ぎに会場に着いたが入場するのに行列する状態だった。会場内は人の波がすごく押すな押すなで人気の機種には行列ができていた。私は技術情報を仕入れることと来ている客を見るため行ったのだが思わぬ出会いもあり予想外の収穫だった。このように人が集まる所では出会いの確率が高まるといえる。



    入場前の行列



    混雑の会場内



    パナソニック モデル撮影


 ショーは各社とも表はステージとなっており美しいモデルさんがポーズをとったり説明をしたりしている。それをカメラマニアのような人たちが取り囲みシャッターを切るのであるが、自分はそこは足早に通り過ぎお姉さんの説明員も残念だが通り過ぎ、奥に控えていて地味だが詳しそうな人のところへ行って説明を受けた。これを数社くりかえした。
また来ている客だが年配のマニアと見受けられるおじさんも多いが目に付くのは若い女性だ。これをカメラ女子と言うらしい。女性は不思議とおばさんはあまりいなくて若い女性が目立つ。
だからなのか各社は販売強化をカメラ女子に向けていることが展示方法からもわかる。女性向けの撮影セミナーをやったり、トークショーをやったり、中間色を使った淡い色の展示としている。本当は逆で女性市場開拓がすすんだ結果、カメラ女子がふえているのかもしれない。



    カメラ女子トークショー オリンパス



    撮影会  Nikonブース


とにかく人がたくさんきて熱心にカメラを見て触って質問をしていく、この光景をみているだけで元気がわく。日本のカメラはまだまだ元気だと実感したのであった。ミラーレスの新機種が牽引している感があるが、この勢いをしばらく維持することが重要だと思った。



     オリンパス ミラーレス新機種 OM-D

朝10時すぎから会場に入り気がついたら17時の閉館時間となっていた。あっという間であった。会場を出たらみなとみらいの夕焼けが美しかった。


【まとめ】
フィルムカメラはみあたらずデジカメ一色であった。
コンデジは少なくデジイチの競演であった。
デジイチ訴求はメーカー毎に特色があった。
キャノンは従来型デジイチ:イオスで硬派だ。でもイオスキスは軟派にもすり寄っている。
ニコンは従来型デジイチ:D800で硬派、ミラーレスデジイチ:J1で軟派の両面作戦
オリンパスパナソニックはミラーレスデジイチで軟派路線。オリンパスはレトロ路線も加味。
フジフィルムはミラーレスデジイチだがプロ+レトロ路線で硬派の印象。
ペンタックスのデザインははじけすぎでよくわからない。私としては一眼レフを切り開いたアサヒペンタックス初号機に立ち戻ってもらいたい。