新設計の試作

新宿区の会社へ技術コンサルタントに行く。取り組んできた新設計の試作ができたので評価結果を協議した。
おおむね、ねらいは達成しており細かい点を対応すれば商品として道筋がみえたと思った。喜んでもらえたのでほっと一安心といったところだ。


ところで興味深い話を聞いた。新設計の商品は海外メーカーも手がけている。仮にA社とB社とすると、商品仕様についてA社が「B社商品は公称値より実際は36%も低い、けしからん」と怒っているという。
しかしそう言っているA社だって公称値より実際は20%低い。我々からみればどっちもどっちで「よりひどく羊頭狗肉だ」と言ってるだけに聞こえる。

コンプライアンスはどこへやらなのだが海外では何でもありなのか。
日本メーカーはまじめなのでTPPなどではよほど注意しないと危ない。常識の違う世界でどうやって競争するかが課題なのである。