パシフィコ横浜で「レンズ設計製造展」があり行ってきた。いつもは客として行くのであるが今回は技術顧問をしているP社が開発商品スーパーハイレゾチャートを展示しているので展示側でもあった。開発商品はもうだめかと思ったが突貫工事で仕上げ、すべりこみセーフだった。訪問客の反応が気になるところ。念のため他社に同じようなものがないか会場を見て回ったがみあたらなかった。
夕方、前の会社の同僚O氏が現れたので見てもらい感想を聞いた。展示会で懐かしい人に会うことができ光学を続けていて良かったと思った。
今回驚いたのは8Kカメラによる腹腔内内視鏡手術である。手術の糸は20〜29μmで肉眼でもみえにくいが8Kカメラだとくっきり見えるのであった。今後、実用化が期待されるが課題のひとつはカメラ〜モニターの接続。裏をみせてみらったら多数のケーブルがとぐろを巻いている。これをすっきりしたものにしないと手術室へは入らない。
ハワイのマウナケア山に建設する次世代大型望遠鏡の模型も展示されていた。
パシフィコ横浜 会場入口
8K対応スーパーハイレゾチャート(パール光学)