仮設住宅に「シェアハウスタイプ」を加える提案

東日本大震災仮設住宅の建設が進んでいる。阪神大震災での事例を踏まえると仮設住宅での孤独死が今後課題となる。阪神大震災では兵庫県警調べで10年間で681人が孤独死したという。
そこで提案。仮設住宅に「シェアハウスタイプ」を加えてはどうだろうか。
「シェアハウスタイプ」とは一軒の中に人数分の個室がある。一方で炊事場と食堂を共同とする。いわば昔の学生下宿のようなものだ。こうすることで個室ではプライバシーが保て、一方炊事場と食堂では談笑したり相談したりができるのである。

これは元々ある地域コミュニティー維持に寄与するだろう。孤独を減らしお互い助けあう。日本人の強さはこのような暮らしを可能とするソフトにある。


「シェアハウスタイプ」は調べてみると「グループホームタイプ」とも言うようだ。下記の間取りがその例となる。ここではトイレ位置がキッチンの隣だが風呂の横に移した方が良いと思う。細かい事はともかく6人の共生をめざした設計例だ。



          応急仮設住宅の間取り図
 (出典:(社)プレハブ建築協会『有珠山噴火仮設住宅建設の記録2000』)


メリーゴーラウンド高橋真梨子ペドロ&カプリシャス)を聞いて元気出そう
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