私はマッサージチェアが好きだ。家庭用ロボットの一種だとも思っている。最近のマッサージチェアは足裏をもんだり機種によっては腕をもんだり進化している。
しかしそのデザインは大きく重くいかめしく、とてもリビングに似合わないものであった。
ちょっと前にパナソニックからすっきりしたデザインのチェアが発売され、試してみたがもみやたたきの機能が不十分であった。デザインを重視すると機能にしわ寄せがくるようだ。
そんな中、フジ医療器からKEN OKUYAMAモデルが発表された。HPで見る限りすっきりした好ましいデザイン。そこで田町にある同社ショールームに行くことにした。
入るとすぐにKEN OKUYAMAモデル４色が並んでいた。さっそく座って試してみる。説明によると同社としてはすっきりデザインは初めて、当然パナソニックは意識しており背もたれの電動リクライニングできることが違いだと言う。
確かに背もたれリクライニングと足もみユニット収納は電動だ。足もみユニットは十分なもみ心地、背もみはすこしソフトな気がするが合格ラインに感じた。とにかく従来は好ましいデザインだと不合格だったのだからやっと両立する所にきた。
この機種KN-10、KN-15は重さ62kgで従来の100kgよりはよいがまだ重い。何が重いのか聞いてみるとモーターが2個とコンプレッサーを積んでいるためという。メカも含めまだ軽量化余地がありそうだ。
マッサージチェアの進化は続く。
KEN OKUYAMAモデル KN-10
KEN OKUYAMAモデル KN-15
