尖閣衝突ビデオ映像がYou Tubeで公開され全部を見た。核心部はNo3【ミンシンリョウ5179 みずきと衝突】だ。
ビデオ映像とともに現場の声や音が入っており生々しい。声は雰囲気から海保の人なのだろう。「ヒトマルゴウロク ガイセンはみずき右舷船尾部に衝突してきた（10時56分に中国船は巡視船みずき右舷船尾部に衝突してきた）」と現場の声が叫ぶ。
中国船が衝突した瞬間の映像
見終わっての感想だが、ビデオ映像がこのような生々しい記録を残すことができるのは感慨深い。また一般論としては誰でも見れるのは良いことだと思う。
一方、これを見ての視聴者コメントがネットに出ているが「中国船は遺憾だ、日本政府は弱腰だ」が非常に多い。
しかし知るところでは尖閣は日中間で棚上げする約束となっていた経緯があり、お互いに事を荒立てないようにやってきた。賢明な対応だろう。
従って今回は異例なのだ。騒げば騒ぐ程、事を荒立ててやろうとしている者の意図にはまってしまう。日中を対立させようとする第三国の戦略があると推察する。
中国船は漁船であり漁をしている。日本側は巡視船数隻でとりかこんでビデオ撮影をしている。このような状況をどう考えるか。
歴史を思うと例が適切かわからないが軍部の独走で既成事実が作られ、やむなくあとから追認する事例があった。これの現代版かもしれないから注意が必要だ。
下記が公開された尖閣衝突ビデオ映像です。
http://www.youtube.com/watch?v=PO3icKluj7o
http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-1024.html
