ドライブレコーダー

ニュースによると東京都では全ての路線バス車両にドライブレコーダーを導入することになった。カメラで走行中の外や車内を記録し事故時に再生して検証ができるのである。メモリーへは一定時間記録して順次書き換えていくもの。事故時はこの書き換えをとめて証拠を残す。カメラはいわゆる車載カメラで広角レンズで広いエリアをカバーする。
現在はバスやタクシーなど営業系だが今後は自家用車への搭載が増えていくと思う。確かアメリカではクリントン国務長官が車載カメラ搭載の法制化を推進している話を聞いたことがある。
近い将来自動車にはカメラ数台が標準搭載となるだろう。街には監視カメラがいたるところに設置される。もうどこでもカメラになるのだ。
車載カメラの光学系は単純に広角にすればいいという訳ではない。特に歪曲収差*の補正は不十分だと周囲がゆがむ、やりすぎると不自然で距離感がつかめなくなるので程よいところを狙うことになる。この辺さじかげんが難しいしクライアントは歪曲収差を良く知らなかったりするからやっかいだ。
 (*歪曲収差=四角いものがたる型に写る収差。)

車からの景色を録画。

あなただけのドライブシーンを記録します。