危険な行為でもあるが私にとっては楽園のワンシーンだった.

朝散歩 幸水橋まで高浜運河を一周 天気もよくさわやかな日曜の朝だ。ここ港南は鳥の声がたくさん聞こえる。鳥の声でいつも思い出すのはスペイン アンダルシアの古い教会である。中庭に泉がひいてあり鳥の声がしてまさに楽園パラダイスであった。

楽園と言うと高級リゾートホテルか?ちょっと違う。銀座で接待を受けることか?受けたことはないが違う。
ひとつ思い出すシーンがある。バリ島の最高峰アグン山を登った時だ。ブサキ寺院を参拝して登りだしたのだが計画が甘く、真っ暗となり途中でビバークするはめになった。山道に横たわると空は満天の星、南十字が輝き南天の銀河が明るく流れ、虫の声と遠くからガムラン音楽がかすかに聞こえていた。これは危険な行為でもあるが私にとっては楽園のワンシーンだったのだ。

この楽園ワンシーンを”熱帯登山”と勝手に命名し、友人に話しているが「暑い登山だ」とか「マラリヤを連想」とかの反応で共感が得られていない。