八甲田山(赤倉岳 1548m)

岩木山の翌日、名峰・八甲田山に登った。八甲田山と言うピークはなく一帯の8つの峰々を八甲田山と呼んでいるようだ。
八甲田ロープウェーで山頂駅に着いたが雨が強かった。雨具を上だけ着て出発しようとしていたら山岳ガイドの方が雨具の下もあったら着たほうが良いということで着た。歩いてみて確かに雨が吹きつけるので効果抜群であった。ほどなくハイマツの林を抜けた。風をふせぐハイマツがなくなったので雨と強風吹きさらしとなる。帽子がとばされないようフードで覆う。登山道は雨水で川のようになっている。一時間半で赤倉岳に到達した。風雨が収まらないのでここで引き返すことにした。帰路、酸ヶ湯に至るわかれ道に「ロープウエー運休」の看板が出ていた。迷ったが風雨が収まればロープウエーは再開するだろう、と安易に考えロープウェー山頂駅に向かった。山頂駅に着いたがカギがかかっており入ることができない。シーンとしていて従業員は全員退避したようであった。のき下で30分ほど待ったが風雨が収まらず再開しそうにないので歩いて下山する事を決意した。先ほどの分かれ道(宮様コース分岐)まで引き返し 酸ヶ湯への下山ルートをたどった。雨は降り続き道はほとんど川となっていた。しばらく歩くと高層湿原に出た。高山植物が咲き晴天だったら楽園の場所であった。くたくたになって酸ヶ湯温泉に到達した。

 

【記録】2022年 6月28日

 9:30 八甲田ロープウェー山頂駅 発(雨、強風)
11:00 赤倉岳1548m(雨、強風)
12:00 ロープウェー山頂駅(強風250mのため運休となり駅に入れない)
12:35 ロープウェーは断念、歩いて下山開始
15:10 酸ヶ湯温泉本館前 着

 所要 5時間40分(うち休憩40分) 2名