◆いい人オーラ◇

  私はよく知らない人から「カメラのシャッターを押して下さい」とか 道案内とかを頼まれる。観光地などでは頻繁に「シャッターを押して下さい」なので最近は少し離れていてもやっぱり頼まれる。細君によると「どう見てもいい人オーラが漂っているので頼まれるのよ」とのこと。

一昨日の夜 有楽町駅、インズ3前の横断歩道で若い女性に声をかけられた。「あのーすみません」20歳代後半くらいだろうか、逆ナンパかそれとも宗教関係かと思っていたらどちらでもなく「三越へ行きたいのですが・・」と道を尋ねている。

日本橋三越か?銀座の三越か?」と正しい対応をする。これは間違うと正反対の方角を教える事を防止するためである。銀座の三越だとのこと。そこでちょうど自分も銀座中央通方向へ行く所なので一緒に歩くことにした。
全くの勘で「中国からですか?」と聞いてみたらその通りで「日本に来て6年、葛飾区に住んでいるが銀座はあまり来たことがない」と言っている。
銀座中央通に出たので4丁目三越方向を指さし3分歩くよう話す。感謝の意を伝えて彼女は去って行った。これで親切なおじさんの道案内が終わった・・・・・。 
「これまで日本はわざと中国に嫌われるような対応をしてきましたが、これからは仲良くなっていくと思いますよ。」などと言えば良かったと思った。
 
 冗談はともかく、頼まれる事が多いことを積極的に生かすとしたらコンサルタントになれば良いと考えた。私の場合万能の知識は所持していないが、「スリムなビデオカメラやズームレンズを作るにはどうしたらよいか」とか「明るいレンズや高齢者用光学製品を作るにはどうしたらよいか」、「ハッピーリタイアしたあと生きがいのある生活を送るにはどうするか」「熱帯で登山をして南十字星を見るにはどうするか」など自分が知る範囲であれば親切コンサルタントとして貢献できると考えるのです。