東京湾一周ウォーキング 蘇我~長浦

蘇我~長浦の房総往還22.5kmを約8時間で歩いた。天気は風弱く晴れであった。前回、非常に疲れたので今回は対策として、靴下をモンベルにする、ひざサポーターをつける、ポールを使う、の3点セットで臨んだ。しかしそれにもかかわらず左足裏にマメができてしまった。次回はカットバンで補強するしかないようだ。
飯香岡八幡宮の境内には見事なイチョウの木があり逆さ銀杏と名前がついている。説明によると「1180年頼朝が源氏再興を祈願して銀杏の木を逆さにして植えたと伝えられている」とのこと。確かにさかさになっているようにも見えた。
五井駅の周辺は新しい住宅地で豊かな地帯であった。最近はやりのボックス型で軒のない家も多かった。姉ヶ崎を過ぎて内房線の東側を進んだがこの道は5kmほどにわたって直線、極めて単調であった。片側一車線でせまい上にススキが伸びてきているので歩きにくかった。薄暗くなってきたころ長浦駅に着いた。とてもモダンデザインな駅であった。
印象を箇条書きする。
・道はフラットであった。見渡しても山は見えず平らな地形であった。
千葉市市原市では家が立ち並びとぎれなかった。袖ヶ浦市に入ると家が減ってきた。
・中小の川があったがほとんど水が流れてなく濁っていた。養老川は大きな川であったが水は濁っていた。
・海岸線は埋め立てられ工場が林立していた。
・街道沿いにはところどころ神社があり休憩に利用した。さらにコンビニも多くあり助かった。
感想としては
・房総は温暖であるが高い山がないため水が乏しいようだ。土が関東ロームなこともあり水田に向かない。これを解決するには利根川から玉川上水のような大規模灌漑を引いてくるしかないが千葉県はそれを選択しなかったようだ。軍を誘致し戦後は東京湾を埋め立てて工場を誘致し産業振興をはかった。

蘇我 房総往還との交差点

蘇我 貨物線踏切

村田川渡る (上総と下総の境だという)

飯香岡八幡宮  逆さイチョウ

君塚神社

庚申塔と旧久留里街道道

養老川

陸橋より内房線 平地が広がる

直線道をひたすら歩き やっと長浦駅

 

【記録】2023年11月8日
 7:50 品川駅
 8:01 総武横須賀線東京駅    
 8:50 蘇我駅
 9:04 房総往還との交差点 発
 9:21 蘇我神社
 9:58 浜野と蘇我の間の公園(休憩5分)
10:43 村田川渡る
11:05 飯香岡八幡宮 逆さイチョウ(休憩20分)
12:20 君塚神社 ランチ(休憩20分)
13:08 五井駅付近
13:14 庚申塔と旧久留里街道道標(休憩5分)
13:25 大宮神社(休憩5分)
16:33 八坂神社(休憩10分)
16:52 長浦駅

所要 7時間48分(うち休憩65分)歩行距離 22.5km  2名