仕事でアナモフィックレンズを調べている。昔シネスコでワイド画面を実現したレンズであり映画関係者や映画マニアは知っているものだ。
さてこれを使うとアナモフィックフレアーと言う横線がでる。またボケ像が縦長になる。ボケ像はともかくとして、アナモフィックフレアーは邪魔なフレアーなので画質を下げる欠点と言えなくもない。
しかし映画関係者や映画マニアはこれを「味がある」と言って珍重する。シネスコワイド画面の感動がそうさせるのか、連凧ゴーストのように光源の存在をきわだたせるのが良いのか、わからないが好評価なのである。あばたもえくぼ、見慣れると良いフレアーということか。
