「胸がワクワクする状態」

昨日は大きな事が3つもあり緊張しドキドキした。今日になってもドキドキがまだ残っており心臓の動きが強い気がする。渋沢栄一風に言うと「胸がワクワクする状態」で、めったに起きる事ではない。頭で理解する事ではなく胸が高まり心臓がドキドキして体温が高いといった体で感じることである。昔を思い出すに20歳のとき、カラコルムをめざして羽田空港を飛び立ったときの感覚である。
普段は平凡で平静な毎日である。思うに生きがいを感じるとは、時々この「胸がワクワクする状態」をちりばめるのが良いと思う。そのためには勇気をもってオファーすること、何事もオファーがなければはじまらない。どんな事業も誰かが起業しなければはじまらない。
 晩年、渋沢は後妻・伊藤兼子に「もっと自分のしりをたたいてくれ」と言っていたのを思い出す。