「帰還不能点」を超える

『FULL POWER』(ベンジャミン・ハーディ著) を読んでいたら興味深い記載をみつけた。
起業家が「帰還不能点」を超える事への説明である。例えば事業へ投資して回収しなくてはいけない状況をさす。もはや引き返せないので様相が一変、集中して事業を推進するようになる。本人のアイデンティティが変わるのだという。


私は「意志で自己管理できる」と思っていたがどうもそうではなかった。そんなとき「意志力など役に立たない」というこの本に出会った。「意志力ではなく環境整備こそが必要」という見解はあたっていると思った。
世間はテレワークを「新しい働き方」などともちあげているが、実際には環境整備しないと難しいと思う。