一流国家となるのか、はたまた弱小国になってしまうのか

今年2018年は歴史に残る節目だと思う。米国トランプ政権の政策により米国軍産勢力は世界各地から退却しつつある。東アジアでは北朝鮮敵視をやめ米朝和解にもちこんだ。
結果、戦後長い間分断国家であった韓国と北朝鮮が急接近するに至った。ドイツやベトナムのように分断国家の悲願、国家統一朝鮮半島で実現されようとしている。

しかし話は隣国統一にとどまらない。米朝和解は北朝鮮が仮想敵国でなくなったということであり、在韓米軍撤退、在日米軍撤退、さらには日米安保希薄をもたらす。わかりやすく言えば「太平洋の不沈空母であった日本列島の価値がなくなる」ということだろう。

この先、東アジアに新しい体制ができる中で日本はどういった存在になるのか、選択を迫られる。
世界をリードする一流国家となるのか、はたまた中国、ロシアの脇に位置する弱小二流国家になってしまうのか。選択は重要だ。