大名屋敷のような旧家

街道を歩いていると山間地や田園地帯で塀をまわした大名屋敷のような旧家に遭遇する。塩の道もそうであった。農家のようでもあるが豪華な作りだ。庭や屋敷の手入れにかなり資金がいるだろう。どうやって維持しているのだろうかと心配になるほどだ。東北で育った自分から見るとすごいお金持ちだ。

「きっと地主なのだろう」が細君の推測だ。日本は格差が少ないと言われているが街道を歩いてみるとそうでもない印象を受ける。先祖伝来なのかもしれないが「お金持ちはお金持ちを維持できている」と言うことだ。街道を利用して財を成したのかもしれない。