韓国 苦しい立場

韓国は米韓定例安保協議(2017年10月28日)で米韓軍事協力を推進する約束をしている。
「増大する北朝鮮の核、大量破壊兵器弾道ミサイルの脅威に対応し、両長官は同盟の抑制方法と能力を向上させ、持続的な情報の共有と相互運用性を増進し、大韓民国に対する拡張抑止の信頼性、能力、持続性を保障することを約束した」


一方、中韓合意(2017年10月31日)が成立した。韓国は中国の要求を受け入れ米韓軍事協力を推進しないと約束した。
韓国国会で与党議員が康京和(カン・ギョンファ)外交部長官に「中国との関係改善の障害となっている3点をどうするのか」と質問。
康京和長官は「ミサイル防衛に参加しないとの従来の立場に変化はない。THAADの追加配備は検討していない。韓米日の軍事協力が3国間の軍事同盟に発展することはないとはっきりと申し上げる」と答えた。


米国と中国の間に立って苦しい立場か。二枚舌外交、二股外交ともみえる。トランプ大統領に元慰安婦を会わせたり独島エビを出したり日本への嫌がらせは何なのかと思っていたが中国向けのポーズだったようだ。