足立議員 加計学園問題は「朝日の捏造報道から始まっている」

衆院文部科学委員会で11月15日、維新の会の足立議員が野党議員を「犯罪者」、朝日新聞の一連の報道を「捏造(ねつぞう)」とし、加計学園問題は「朝日の捏造報道から始まっている」と述べた。新聞記事の記載内容にも触れており説得力があった。
足立議員発言は使った言葉が「犯罪者」や「捏造」という強い表現で礼を欠いているとの意見もあるが思いが強かったのだろう。
発言の意図は、政府はいつも追求されるが、一方、誤ったであろう追求がされた時は追求した側(朝日新聞や野党)にも説明責任があるのではないか、という事だった。(その後「犯罪者」発言は撤回した)


これに対して朝日新聞は11月18日朝刊で「政治家の言論 その荒廃ぶりを憂える」との社説を掲載した。
しかし、内容を読むと足立議員指摘の記事記載内容についてではなく、更には報道の説明責任についてでもなく感情的な反発であった。
指摘された内容には触れず、足立議員のツイッターをとりあげ「感情的な敵意の他にくみ取るものはない」と一方的に断定している。朝日は裁判官なのか。これでは読者もあきれてしまうと考える。

朝日新聞の荒廃ぶりを憂える