朝日新聞 事実と異なる記憶

書店をみると朝日新聞が週刊誌にたたかれている。四面楚歌と言ってもいい。朝日は「誤報」と表明しているが追及する側は「捏造」つまり工作員だと言っている。「誤報」だろうが「捏造」だろうが事実でないのは一緒だ。

私の母親は朝日新聞を愛読していた。子供達が寝静まった夜にこたつで母親が朝日新聞をめくる音がしていたのを思いだす。しかし母親は捏造情報だったのを知らずに亡くなった。それはそれで良かったのかもしれない。

一方、子供達は事実と異なる部分の記憶を書き換える必要がでてきた。信用していたことを書き換えるのは困った話だ。しかしやるしかない。
子供達とは国民全員のことでもある。
国民が怒っているのはこうした背景と蓄積があるからだろう。